「夏は受験の天王山」と昔はよく聞いた気がしますが、最近はこの表現を聞かなくなってきました。

ちなみに「〇〇の天王山」という表現は、戦国末期、羽柴秀吉と明智光秀とが山崎の戦いで天王山への布陣を争い、結果、天王山を占領した秀吉がそれ以降の戦いで優位に立った、という故事に基づくものです。

「夏は受験の天王山」とあまり言われなくなった理由はいくつかありそうですが、「夏だけが重要なわけじゃない」という認識が広まっているというのがその要因として大きいと思われます。予備校doも、夏期講習は普段の勉強の延長上にあり、夏期講習の延長上にまた普段の勉強があるというスタンスをとっています。

ただ、物理的な問題として、夏休みは普段よりも多く受験勉強の時間がとれますので、夏期講習の過ごし方が重要になるのは間違いありません。そこで今年も夏の初めには「学習法セミナー」を実施し、勉強へのモチベーションを上げると同時に、具体的な勉強法のアドバイスもしました。その効果もあって、全体的には良い夏期講習になったのではないかと思います。

もちろん、ひとりひとり考えると、課題は山積みです。勉強計画からの遅れが多少あったり、復習不足を露呈したり、基礎的事項を憶えたけれどそれを活用できていなかったり、今後の課題がない生徒はいません。夏の延長上の今後、それらを克服していく指導をしていきます。