授業の目的のひとつは、生徒の「わからない」を解決することです。

この問題がわからない。ここの文の意味がわからない。そうした「わからない」を解決していくことは、勉強における基本的な行為ですね。

しかし、授業の目的はそれだけではありません。少なくとも予備校doの授業においては、それは主たる目的にはなりません。

「わからない」を解決するのは独力でもできますし、むしろ独力で解決できるようになることが望ましいでしょう。私たちは生徒を「こういうときにはあの本を調べれば解決できそう」「これはネットで調べれば早いだろう」「この手の問題は前に見たことがあるからノートを見てみよう」といった形で解決できる学習者に育てたいと考えています。

では、授業の目的はどこにあるのか。その答えのひとつは「生徒の学習観を更新する」ことです。

ここで学習観というのは、「学習とは何だろうか」に対する答えであり、「自分は何のために学習するのか」に対する答えでもあり、「どうやって学習するのがよいか」に対する答えでもあります。もっと言うと、これらの問いに自ら向き合う姿勢でもあります。