時をさかのぼること6カ月。2015年の9月。

一年間でも最も忙しい夏期講習を乗り切ったdoの講師たちには、共通の心配事がありました。

それは、学習のクオリティを改善するための指導をいれる機会が足りないということ。

 

勉強することで身につくのは、その教科の知識・技術だけではありません。勉強のしかたを身につけられるかどうかが大切です。

勉強のしかたを学んでおくことで、将来なにかの資格試験を受けたりするときに役に立つ……ということもありますが、もっと短期的に考えても勉強のしかたを身につけることは重要です。同じ時間勉強しても、勉強のしかた次第で効果が大きく変わり、大学受験の合否が左右されるからです。

それなりに有名な大学に入ろうと思えば、それなりの勉強時間を確保するのはあたりまえです。そして、勉強できる時間というのは、物理的に限られています。とくに現役生であれば。現実問題として(ある程度やる気のある受験生同士では)勉強時間にそれほどの差はつきません。

では、どこで差をつけるのか。その答えが学習のクオリティであり、それを向上させるための学習法です。

とくに学力中位層(高校偏差値でいうと57~63くらい)の生徒は、勉強のしかたが改善されると、劇的に実力が向上することが多い印象です。

 

勉強のしかたというのはそれほどまでに重要であり、doの講師はそれが分かっているのに、学習のクオリティを改善するための指導をいれる機会を充分だと感じるほどには作れていなかったのです。(その重要性を分かっているからこそ「足りない」と思えるわけですが)

なぜ、その機会を作れなかったのか。そして、この話が移転とどう関係してくるのか。それは次回のお楽しみ、です。